JAズームイン
秋田県
JA大潟村
2019年3月11日(vol.876)
村とJAがサポートしカボチャのグローバルGAP認証を取得
JA大潟村は、自己改革の具体的取り組みのうち、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」の一環として、「食の安全・安心対策としてのグローバルGAP認証取得」に取り組んでおり、JAの農産部会の一つである「特産かぼちゃ生産組合」の会員2人がグローバルGAP認証を取得しました。
生産者の年齢若く勢いある「特産かぼちゃ生産組合」
1976年からカボチャ栽培に取り組んでいる「特産かぼちゃ生産組合」は現在、生産者63人と青年組織2団体からなり、生産者の平均年齢が若く、作付面積が年々増加傾向にある農産部会の中で最も勢いのある組織です。
現在栽培している「くり大将」という品種は、風害に強い大玉品種で、着果後45日程度で収穫できる早生種です。収穫直後から糖度が非常に高く、食味がいいのが魅力の一つです。
生産組合の吉原忍組合長と菅原史夫さんは、「大潟村産カボチャの認知度向上、販路や生産拡大の一助になればとグローバルGAP認証の取得を目指した。費用面などのハードルが高かったが自分たちが認証取得に挑戦することで、生産組合内や村内にも取り組みが広がっていけば」と意欲を示し、村とJAが支援しました。
このうちJAでは、①グローバルGAP認証取得費用の半額助成②審査に必要な書類整備のサポート③審査がスムーズに行われるよう営農指導担当職員の審査立会——などの支援を行いました。
メロン、タマネギなど高収益作物生産にも力
JAでは現在、従来の稲作だけでなく、カボチャやメロン、タマネギなど、高収益作物の生産振興に力を入れています。組合員の所得増大と農業生産の拡大のため、より一層取り組みの強化に努めます。
JA大潟村(秋田県)
概要 | 平成30年3月31日現在 |
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正組合員数 | 1080人 |
准組合員数 | 41人 |
職員数 | 62人 |
販売品取扱高 | 1億円 |
購買品取扱高 | 37億4千万円 |
貯金残高 | 295億3千万円 |
長期共済保有高 | 597億3千万円 |
主な農産物 | 米、大豆、カボチャ、 花き、メロン、小麦、ニンニク、タマネギ |