県本部だより

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山形県本部

新ブランド米「雪若丸」本格デビュー 特長とらえた戦略で販売拡大目指す

新CMやキャンペーン展開

 山形県が誇る「はえぬき」「つや姫」に次ぐ、県が15年をかけて大切に育成してようやく完成した新たなブランド米「雪若丸」が平成30年に本格デビューし、全国に向けて広くPRしました。

新CMに出演した俳優の田中圭さん(中央)を囲む吉村美栄子山形県知事㊧と長澤豊JA全農山形運営委員会会長㊨
「雪若丸」の米袋

 県やJAグループなどで組織する山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部は、「雪若丸」を全国にPRするため、テレビドラマで大ブレークした俳優の田中圭さんを起用した新CMを製作しました。テレビCMを活用したプロモーションは、全国的なブランド米へ成長した「つや姫」でも用いられ、「雪若丸」も同様に広くPRすることで知名度向上を図るのが狙いです。

 さらに、サッカーJ2リーグ「モンテディオ山形」やバスケットボールB2リーグ「山形ワイヴァンズ」のユニフォームスポンサー、JR東京駅や山形駅ほかに看板やタペストリーを設置するなど、県産米の知名度向上と販売拡大に向けた取り組みを継続しています。

粒感しっかりの「雪若丸」 JALのラウンジで採用

 「雪若丸」の特長は、しっかりとした粒感とかみ応え。ご飯一粒一粒を感じられる弾力がこれまでにない新食感で、カレーライスやチャーハン、すしなどに合うとして売り出しています。

 その効果として、日本航空株式会社(JAL)の国際線ファーストクラスラウンジ・サクララウンジで採用されました。昨年11月1日から食事で提供され、SNSで話題の「JALオリジナルビーフカレー」などでお楽しみいただけます。同日、東京・銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」で記念イベントを開催し、「雪若丸」の試食や来場者へシート米のプレゼントを行い、提供が始まったことをアピールしました。

売れ行き好調生産、販売量拡大へ

 テレビCMを中心に戦略的PRもあり、30年度の「雪若丸」の販売は好調に進んでいます。山形県は、平成31年産の作付面積を前年比1000㌶増の約2700㌶、生産量を6000㌧増の約1万6000㌧とすることを決定しており、今後認知度向上とさらなる販売拡大を目指します。

JAL国際線ラウンジでの採用が決まったことをPRした山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」でのイベント

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