商品紹介
山形県本部
2019年1月28日(vol.871)
温泉熱利用の「雪ばなな」、今春出荷を目指す
東北初のバナナ栽培、新たな特産品を支援
開発に山形県本部が協力した国産バナナ「雪ばなな」の誕生発表会が平成30年12月19日、山形県戸沢村で開かれました。東北で国産バナナが栽培されるのは初めてです。
「雪ばなな」の開発は28年10月、JAおいしいもがみ(旧JA山形もがみ)で始まりました。新たな地域の特産品を作ろうと、JAの依頼を受けた県本部が、沖縄県から苗木を購入し、JAに供給しました。
バナナは気温が15度以下になると仮死状態になるため、戸沢村の温泉施設「ぽんぽ館」から約60度の源泉を、隣接するハウスに引き込み、ボイラーと併用し、冬でも室温を15度以下にならないよう保っています。
バナナは順調に生育しており、今春の出荷を見込んでいます。山形県本部とJAでは、関東圏の百貨店や県本部が運営する「みのるみのりマルシェ」などでの販売を予定しています。