県本部だより

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岡山県本部

JA職員専用の中古農機HPを立ち上げ情報集約と提供を開始

流通促進を図り、一般公開も進める

 岡山県本部は、生産資材コスト低減の取り組みの一環として中古農業機械の流通促進、具体的には毎年同業他社と協力して実施する中古農業機械モデルフェアをはじめ、中古農機査定士33人の養成など、良質な中古農機の提供や対応力向上に努めてきました。

要望や課題整理し、HPの大枠とロードマップを作成

 今年度から中古農機の取り扱い強化を目的に「中古農機ホームページ」(HP)を作成し、これを活用して県下JAに眠っている中古農機情報の一元管理を進め、良質な中古農機の不足や再販できない中古農機によるJA倉庫占有などの諸課題の改善に取り組んでいます。

 JAからの意見で重視したことは、①パソコンが苦手な担当者が多い②現物確認できない中古農機は取り扱いしない・したくない③JA管内での販売を優先する考えが根強い……でした。

 ステップ1としてJA農機担当職員専用のHPを作成し①操作に慣れる②写真と整理した重要事項の登録、現物確認のルール化③出品条件を現状渡しとして出品しやすくしHP利用の意識を醸成する、ことにしました

 これらに対応しながら、組合員が閲覧し中古農機を購入していただくための課題抽出と対応策の協議を進めてステップ2に移行し、一般公開する予定です。

場所、人を選ばないシンプルな操作性へ

 場所を選ばず利用していただくために、パソコン利用時とスマートフォンに対応できる2通りの画面構成を作成しました。

 また、スマートフォンアプリの長所を採用し、絵をタッチ(クリック)すれば結果が表示されるようにしています。中古農機登録画面でも一般的なドロップダウンリストは避け、ボタンを押せば変化するようにするなど、パソコンに慣れていない方でも簡単に操作でき、スマートフォンでも使いやすいように工夫しました。

 将来の一般公開に向け、11月にファイル添付機能を追加し、中古農機の写真だけではなく、カタログや主要諸元、作業機ではうね形状の掲載など、JAならではの情報提供に活用する予定です。

 今後、JA専用HPの説明を継続し、利用促進を進めていきます。また、課題の抽出・協議を重ね一般公開に向け準備を進めます。

 

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