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米穀部・営業開発部

米の機能性シンポジウムで生産の現状を報告

全農の取り組みと米の機能性をアピール

 全農は11月29、30日に京都市で開かれた、米、米糠(ぬか)、米油などの最新の研究に関する第3回国際シンポジウム「コメとグローバルヘルス」(サブタイトル:米と米糠の科学とファインケミカルズ)で、米生産の現状を報告しました。


 会場の国立京都国際会館には30カ国から約400人が来場し、米の健康機能性や生産維持についての議論が活発に行われました。

 全農からは、米穀部が「日本における米生産の現状」を説明し、マーケットインに基づく生産振興と販売強化策として多収品種などによる契約栽培の取り組みを報告しました。

 また、全農の神出元一理事長から「コメは日本において1億人以上の食と健康を支えている。全農の最大の使命は、コメの消費の変化に対応して、新たな価値や機能性を持たせた商品の開発・販売や需要が増加している業務用米の生産振興による米の消費拡大であり、また、生産者の経営と水田を守り、米を安定的に提供することである。米の素晴らしさがより広く理解されることを期待する」とのメッセージが寄稿されました。

 今後とも全農は、米の生産におけるJAグループの役割や取り組みを広く発信するとともに、米の栄養や機能性についての理解を広めるための取り組みを進めます。

米穀部が「日本における米生産の現状」を報告
京都市で開かれた米の機能性などに関する国際シンポジウム「コメとグローバルヘルス」

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