「柑橘(かんきつ)王国」愛媛を一年間通しアピール
60代目の「愛媛みかん大使」とともに
愛媛県は、柑橘類の生産量・品種数ともに日本一です(平成27年産)。
「柑橘王国」の顔として、愛媛みかん・伊予柑など愛媛県産柑橘をPRする「愛媛みかん大使」4人による消費宣伝活動は昭和34年度から実施し、今回が60代目となります。一年間、各種イベントや販促・試食宣伝活動、マスメディアへの出演などを通じて愛媛県産柑橘のPRを行っています。
11月から本格的に活動を始めた60代目大使4人は「西日本豪雨により、県内では甚大な被害があったが、全国の皆さまに『愛媛は元気でやっているよ』という思いを届けると共に、愛媛みかんのPRをしていきたい」と活動をしています。
本格出荷に合わせて東京市場で初荷式も
愛媛県本部果実課は毎年、愛媛みかんの本格出荷に合わせ、首都圏と関西地区で、「愛媛みかん消費宣伝キャンペーン」を実施しています。今年度は11月5〜8日、首都圏と関西地区で、キャンペーンを展開しました。
県内産早生みかんが出そろった5日には、県内主産地JAなどとともに東京・大田市場で初荷セレモニーを行い、早生みかんの出荷スタートと愛媛みかんの品質をアピールしました。
また、年末の贈答用として人気が高まっている「紅まどんな」や、1月下旬から旬を迎える「甘平」など、愛媛県オリジナル品種のブランド確立や、柑橘の周年供給体制の構築にも取り組んでいます。
県内JAと一体となり「オレンジデー」定着へ
愛媛県本部は、愛媛県産柑橘のPRのために11月3日「みかんの日」から4月14日の愛を深める記念日「オレンジデー」までを「オレンジロード」として取り組んでいます。「オレンジロード」は、「愛のシンボル」であるオレンジ=季節の旬の柑橘を「オレンジデー」までの記念日ごとに贈り合うことで、愛を育み深めていく〝道のり〟です。
今年も、県内JAと一体となり、愛媛県産柑橘の消費拡大と「オレンジデー」の定着に向けて取り組みます。