ニュース&トピックス
耕種総合対策部
2018年12月17日(vol.867)
ナイルワークスドローンのデモ飛行を開始
全農職員8人が国交省から飛行承認を得てドローン操縦
全農は、航空法に定められた手続きとして全農職員8人によるナイルワークスドローン(Nile-T18)の飛行許可・承認申請を直接国土交通省に行い、今年11月に認められました。
最新型のドローンは、肥料や農薬の省力散布だけでなく、AI技術を活用した生育状況の把握と局所施用、収量予測といったデータに基づく精密農業を可能にし、生産性を大幅に向上できる技術として期待されています。
全農が出資する株式会社ナイルワークスのドローンは完全自動飛行型で、タブレット(iPad)の画面を操作するだけで、事前に登録した圃場(ほじょう)を自動で飛行、散布、撮影します。その飛行精度は縦横方向に数センチ程度の誤差で、操縦者の飛行技能に関係なく、誰が操作しても正確に飛行させることができます。
今後、当該職員8人で各地でのデモフライト対応のほか、オペレーター養成講習会で講師としての活動を開始します。さらに年度内にオペレーター有資格者の拡大を進め、ドローンの普及を加速します。