スポーツ
広島県本部
2018年10月22日(vol.860)
地元プロスポーツチームを県産米で応援!
ファンが田植えから収穫まで体験し贈呈で達成感
広島県本部は、地元量販店や県内JA・生産者と協力し、プロ野球球団「広島東洋カープ」を応援する「カープ女子」と、プロサッカーチーム「サンフレッチェ広島」のファンに向けた農業体験企画を行っています。この企画では、春の田植えから秋の稲刈り、収穫したお米を球団・チームに贈呈するまでの体験を通して、お米や農業に関心を持ってもらうきっかけとなることを目的としています。
「カープ女子農業体験」では、生産者の指導を受けながら、真っ赤なカープのユニフォームを身につけたカープ女子たちが、田植えをし、稲を刈り取りました。9月には、広島市のマツダスタジアムで、収穫したお米を「カープ応援米」として、球団のマスコットキャラクター「スラィリー」に、参加者がそれぞれ手渡しで贈呈しました。
「サンフレッチェ広島を応援しよう! 産地交流会」でも同様の体験を実施。植えた稲はチームの練習拠点である安芸高田市吉田町の「あきさかり」。チームの元中心選手で、現在はアンバサダーを務める森﨑浩司さんも全ての行事に参加し、イベントを盛り上げました。10月に、参加者が刈り取った「サンフレッチェ応援米」を、柏レイソル戦とのホームゲーム前に、チームへ贈呈しました。
参加者からは、「思った以上に体力を使ったが、すごく楽しかった。田植えから稲刈りまで行うことで、生産者の苦労が分かった。最後に収穫したお米を自分たちで、手渡しで贈呈することで、達成感も味わえた」と笑顔で話してくれました。
「カープ応援米」と「サンフレッチェ応援米」は共に、広島県産米の認知度向上に向けた取り組みとして、「地元応援シリーズ」で販売し、好評を得ています。
広島県本部は、今後もスポーツを通じて地域社会の未来を育み、食と農業を応援していきます。