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酪農部
2018年10月8日(vol.859)
「第36回全農酪農経営体験発表会」を開催
最優秀賞は岩手県の山崎敏氏、特別賞に富山県の青沼光氏
全農酪農部は9月7日、東京・大手町の日経ホールで「第36回全農酪農経営体験発表会」を開催しました。この発表会は、全国から選ばれた優秀な酪農経営者の方に、その経営内容や技術を自らの体験を踏まえて発表していただくもので、最優秀賞に選ばれた作品は「第58回農林水産祭」の参加作品となります。
この日発表したのは、北海道の中澤好喜さん、岩手県の山崎敏さん、埼玉県の株式会社ブルーバンブーファーム・青木大輔さん、長野県の雫田岳志さん、富山県の青沼光さん、大分県の田畑修一さんの6人です。それぞれ熱い思いを込めた発表の中、「目標を『見える化』する事で、良質な粗飼料を確保し、乳量・乳質ともに良好。30頭規模で、ゆとりのある労働環境と高い所得水準を上げている」との高い評価で、岩手県の山崎敏さんが最優秀賞の栄冠に輝きました。 さらに「酪農地帯ではない中(富山県)で、あえて新規参入し、今まさに立派な経営を達成しようとしている」と、富山県の青沼光さんには特別賞が贈られました。
また併催の「第12回全農学生『酪農の夢』コンクール」では、全国の学生から寄せられた「酪農の夢」をテーマにした作文・論文を募集。この日、最優秀賞に選ばれた川村咲貴さん(大阪府立農芸高校資源動物科3年)が作品を発表し、会場に集まった多くの酪農関係者から、期待と祝福の拍手が送られました。