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耕種資材部

岡山で「ハウスみかん(かんきつ)防除研究会」

生産現場の課題解決に向けて試験・普及事例を報告

 全農は2月27日、岡山県で「ハウスみかん(かんきつ)防除研究会」を開催しました。ハウスみかん・かんきつ栽培における防除試験や普及事例を通じて、生産現場の課題解決に役立つ提案を行いました。


 ハウスみかん・かんきつ栽培におけるハダニ類の防除は有効な化学農薬が限られており、化学農薬に依存しない天敵農薬を柱とした防除体系の研究が進んでいます。さらに、近年では「みどりの食料システム戦略」に応じた栽培・防除体系の関心が高まっています。

 防除研究会では、天敵農薬「バンカーシート」を中心とした防除・栽培に関する試験研究、産地での取り組み事例などの報告を行い、生産者の課題解決に向けた提案を行っています。当日は、JA・試験研究機関・農薬メーカーなど約40人が参加し、天敵を導入した際の効果やコスト、化学農薬の散布影響などに関する活発な意見交換が行われました。

 全農は今後も「バンカーシート」と化学農薬を組み合わせた体系防除プログラムの構築に取り組んでいきます。

ハウスみかん(かんきつ)の防除に係る基調講演
天敵カブリダニパック製剤と保護装置「バンカーシート」

参加者同士で活発な意見交換が行われた

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