県本部だより

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群馬県本部

青果物の生産基盤・販売力強化 一次加工センターが稼働

安全・安心な「炭酸電解次亜水」で洗浄殺菌

 近年、少子高齢化や女性の労働参加の高まりで、単身世帯や共働き世帯が増加し、家事に充てる時間が減少傾向にあるなど、社会構造が大きく変化しています。このような変化を背景に中食・外食需要が拡大し、スーパー、コンビニなどのサラダをはじめとした加工調理品の消費が増加し、食の外部化が進み、加工・業務用の野菜需要が全体の6割を占める状況です。

青果物一次加工センターでのキャベツの芯取り作業
炭酸電解次亜水による洗浄・殺菌工程

 
大産地を生かし周年供給体制構築

 群馬県本部は、高冷地を中心とした夏秋キャベツの大産地を有する優位性を生かし、群馬県産キャベツの周年供給体制の構築を目標に、実需者ニーズへの対応と加工業務需要向けに特化した、特に冬春期の生産振興の強化策として、平成28年8月に「青果物一次加工センター」を稼働しました。同センターでは、芯取り・1/2カットなど一次加工処理したキャベツをコンビニベンダー、加工業者などへ納品しています。

3月14、15日に開かれた国産農畜産物商談会で一次加工キャベツをPR
 
野菜残渣(ざんさ)を系統畜産会社へ  食品循環資源として再利用

 青果物一次加工センターで加工するキャベツは、塩水を電気分解して生成した電解次亜水に炭酸ガスを混合し「炭酸電解次亜水」で洗浄殺菌を行います。この「炭酸電解次亜水」は、高い殺菌能力があり、安全性も高く、殺菌剤特有の臭いが少ないため、風味を損なうことがなく野菜にやさしい殺菌方法です。

 また、一次加工時に発生する外葉や芯などの野菜残渣は、細かく粉砕し家畜飼料として系統の畜産会社へ販売し、食品循環資源として再利用する取り組みを行っています。

 群馬県は、嬬恋村を中心とした夏秋キャベツの生産拡大、平たん地での冬春期の生産振興強化で平成28年のキャベツの出荷量は、平成16年以来12年ぶりに全国一位となりました。今後も県内産周年供給を目指した生産振興の強化を図るとともに実需者ニーズに応えた販売を拡大し、安心して生産・出荷できる環境を整え、生産者の所得安定につなげていきます。

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