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畜産生産部・全農畜産サービス㈱

秋田大仙SPF豚センターが竣工(しゅんこう)

ハイコープSPF種豚の生産・供給の基幹農場として稼働

 全農畜産サービス株式会社が昨年度から秋田県大仙市に建設を進めてきたSPF種豚生産農場が7月30日、秋田大仙SPF豚センターとして無事、竣工を迎えました。


秋田県大仙市に完成した秋田大仙SPF豚センター

 全農グループはかねてより、養豚振興を目的にハイコープSPF種豚の開発・生産・供給を推し進めてきましたが、生産・供給を担当する全農畜産サービス㈱は、全国に直営や委託生産のハイコープSPF種豚生産農場を8農場有し、国内最大規模の種豚生産を行っています。

 今回完成した秋田大仙SPF豚センターは9番目の種豚生産農場で、年間約7000頭を供給する基幹農場となる予定です。建設に当たっては地域と共生できる農場を目指し、防疫対策はもとより、最新技術による防臭設備や排水処理設備を設置することにより、環境保全に最大限配慮しています。

 この農場で生産されたF1種豚は、日本各地の養豚場に迎え入れられ、母豚として子豚を産み育て、安心・安全でおいしい国産豚肉の生産に役立てられます。


※SPF種豚:豚の成育に影響を与える特定の病原菌を持たない種豚

※F1種豚:肉豚を生産するための種豚

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