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AgVenture Lab

JAアクセラレーター第6期が成果発表会

農中・全農職員が半年間スタートアップを伴走

 JAグループ全国組織8団体が共同で設立した(一社)AgVenture Lab(あぐラボ)は11月6日、「JAアクセラレーター第6期」の成果発表会(DEMO DAY)を開催しました。


 JAアクセラレーターとは、「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」をキャッチコピーに、革新的なアイデアや技術を持ったスタートアップ企業を募集・選抜し、短期間で集中的に成長支援することで新ビジネス・サービス開発につなげることを目的としたプログラムです。

 第6期の今回は、応募総数207件から採択されたスタートアップ9社を対象に、半年間、農林中金と全農の職員による伴走を受けながら、JAグループの強みやあぐラボの施設などを活用して、実証実験やビジネスプランのブラッシュアップを実施しました。また、今期は新たに「北海道枠」を設置し、採択された2社はホクレン職員による伴走も受けながら、北海道での実証実験にも注力しました。

 発表会で、伴走者の全農畜産生産部・嶋亮一さんは「JAグループの持っている情報と、スタートアップの現場の声に耳を傾ける力を、シナジーとして日々感じられて楽しい半年間だった」と報告しました。

 全農の桑田義文代表理事理事長は、「伴走者は、通常業務もある中よく頑張った。スタートアップは、現場の生産者、JA・関係者と会話を重ね、その反応を受けて方針を柔軟に変えている。スタートアップでしかできないことだと感心した」と発表の成果をたたえました。

 あぐラボの荻野浩輝理事長は「スポンサーとして全農の関係部署が前向きに協力してくれたことで、プログラムの内容が大変充実したものとなった」と総括しました。

 あぐラボは、今後も起業家たちと共に進化し、JAグループの革新を支え続ける決意で取り組んでいきます。

各社の成果とビジョン、新たなビジネスの可能性を感じる発表会の様子は、
YouTube”あぐラボチャンネル”で公開中

https://www.youtube.com/c/AgVentureLab

スタートアップ支援のため全国に足を運ぶ伴走者
採択企業と伴走者からの成果発表

伴走者の活動をたたえる桑田理事長

 
■JAアクセラレーター第6期採択企業 (※2社は北海道枠)

NoMy Japan合同会社 ※ 自然の循環に根ざす食料システム https://www.nomy.no/


株式会社レグミン ネギ調製装置の開発 https://legmin.co.jp/ 


株式会社WAKU 林業をよりサステナブルに ~グルタチオンの社会実装~ https://wakuwakudriven.com/


カルテック株式会社 光触媒を用いた農産物鮮度保持システムの提供 https://kaltec.co.jp/


AUDER株式会社 受発注・入出荷管理プラットフォーム事業 https://www.auder.dev/


株式会社ストラウト 魚の病気検知を経験則からAIに 静岡発、世界の養殖をDXする https://www.s-trout.com/


株式会社Perma Future ※ 農業ワーケーションののの(No 農 No Life) https://nononolife.com/


amu株式会社 海洋プラスチックゴミの44.5%を占める『廃棄漁具』を未来の資源 にするナイロン素材ブランド『amuca』 https://www.amu.co.jp/


株式会社INGEN 転作・農地拡大1年目で収益化できる栽培パッケージの創造・普及 https://www.ingen-inc.com/


 

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