JAズームイン
兵庫県
JA淡路日の出
2018年9月3日(vol.855)
初の農産物直売所開店 レンタル農機でコスト低減
JA淡路日の出農産物直売所「御食菜采館(みけつさいさいかん)洲本店」が4月7日、洲本市本町にオープンしました。同直売所は、「地元で生産された、新鮮な産物(御食)を、彩り良く選びとられた食材として再々(菜采)買いに来てほしい」という意味で命名しました。
「御食菜采館」は、地域で生産された安全・安心な農産物を消費者に直接販売する地産地消の拠点として、農産物出荷による所得増大とともに地元農産物の消費拡大に取り組むJA淡路日の出で初めての農産物直売所です。
高齢農家の生産意欲刺激 地域密着型の店舗目指す
出荷者からは、「御食菜采館が出来て、JAに共撰で出荷できなくなった高齢の農家の助けになっています。大規模な農家が少ない淡路島だからこそ直売所が良い販路となっており、消費者に生産者のことを知ってもらう場にもなっていることで、生産意欲の向上にもつながっています」と直売所への期待も大きくなっています。
「御食菜采館」は、生産者と地元の人々が気軽に利用できる地域密着型の店舗を目指しています。
「淡路島たまねぎ」向けレンタル農機取りそろえコスト低減を図る
農業経営における農機具導入コストは、農家の大きな課題となっています。
JA淡路日の出では、農機をレンタルすることによりコスト低減と機械化による規模拡大・継続営農の実現に取り組んでいます。
レンタル農機は、ブランド商品でもある「淡路島たまねぎ」の栽培にかかる種まき・管理・定植・収穫の機械を取りそろえレンタルしています。
また、主力農産物でもある秋冬作野菜の定植機や水田管理機などもレンタルしています。
JA淡路日の出(兵庫県)
概要 | 平成30年3月31日現在 |
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正組合員数 | 9992人 |
准組合員数 | 7114人 |
職員数 | 294人 |
販売品取扱高 | 51億7千万円 |
購買品取扱高 | 24億3千万円 |
貯金残高 | 2381億2千万円 |
長期共済保有高 | 4811億2千万円 |
主な農畜産物 | 和牛子牛、淡路島たまねぎ、レタス、花き類 他 |