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岩手県本部

EUなどに向けて「いわて牛」出荷式

関連法人(株)いわちくが東北初の輸出認定取得

 岩手県本部の関連法人である(株)いわちくは、東北で初めてEU(欧州連合)への輸出認定を取得し、5月28日にEUなどに向けた「いわて牛」の出荷式を開催しました。認定取得により全43の国・地域へ輸出可能となったことを受け、今年度は輸出用製造量400tを目指します。


 当日は、EUに初めて出荷される「いわて牛」の生産者となった(株)畠山畜産の畠山満正社長へ、いわちくの伊藤清孝会長が記念品を贈呈しました。畠山社長は「『牛さんありがとう!』という気持ちを忘れずに、今後も健康な牛を育てられるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。

 その後、関係者一同でテープカットを行い、EUに輸出する「いわて牛」43kgを積んだトラックを見送りました。

 いわちくの藤村明智社長は「飼料高騰など畜産業を取り巻く環境は厳しいが、輸出事業に取り組むことで和牛の価格維持に寄与できる。新たにEUに販路を設けることができてうれしい」と話しました。

 いわちくでは、引き続き、輸出事業を通じて「いわて牛」や県産牛肉の販路拡大と生産者の収益向上に向けて取り組んでいきます。

関係者一同で「いわて牛」の初出荷をテープカットで祝福

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