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耕種総合対策部

営農・技術センターに研究温室を新築

施設園芸分野研究開発のさらなる進展を目指す

 全農は6月13日、神奈川県平塚市にある営農・技術センター内に新設した研究温室のお披露目会を行いました。NTT東日本グループ・安川電機(株)・農研機構・産業技術総合研究所・東京大学・京都大学・九州大学などの関係者ら57人が出席し、完成を祝いました。


 新しい研究温室は、施設面積1800平方m・軒高6.2mと、ハイワイヤー養液栽培の研究に適した国内最先端の仕様で、温室内は六つに区切られ、同時に複数の研究ができます。

 温室では、営農・技術センター 施設園芸研究室が進める品目拡大や高温期の安定生産など、高度施設園芸分野の研究・開発をより詳細に、迅速に進めます。

 また、関係機関と連携し、東京大学とは生育診断や収穫予測、京都大学などとは植物が出す分子により植物の状態を診断する仕組みの開発、安川電機とは作業ロボットの開発、NTT東日本グループとは生産管理・労務管理システムの開発などを行う予定です。

 今後は実証施設である「ゆめファーム全農」と一体運用することによって「ゆめファーム全農パッケージ」のさらなる価値向上を図り、成果の普及展開を目指します。

営農・技術センターに新設された研究温室
新しい温室を視察した関係者(左から全農・日比健常務、NTT東日本・澁谷直樹社長、全農・野口栄理事長、(株)NTTアグリテクノロジー・酒井大雅社長)
平塚新園芸施設の外観
全農の野口理事長による主催者あいさつ

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