第２回ＪＡグループ物流会社連絡会を開催

「2024年問題」、ドライバー不足など課題の共有・解決へ

　全農の子会社である全農物流（株）を含むJAグループの物流会社各社は、物流業界が直面する課題の共有・解決に向けて2回目の連絡会を開催しました。

　熊本県熊本市で5月23日に開催した第2回JAグループ物流会社連絡会では、「2024年問題」やドライバー不足などの課題解決に向けて農林水産省・国土交通省の担当官を招き、物流情勢に関する講演が行われました。

　農林水産省からは、農産物物流の現状や対策に焦点が当てられ、各地での物流改善に向けた具体的な取り組み事例や支援策などが紹介されました。

　国土交通省からは、先日改正された流通業務総合効率化法と貨物自動車運送事業法の新たな規制措置の解説や、物流業界の現状と効率化に向けた政策などについて説明がありました。

　全農からも物流改善の取り組み状況と今後の進め方について情勢報告を行い、いずれも出席者の強い危機意識から活発な質疑応答が行われ、有意義な連絡会となりました。

　今後も連絡会メンバー間での連携等、物流改善に向けた取り組みを進め、参加各社とJAグループの発展に寄与できるよう努めていきます。