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大分県本部

大分青果センター第2次施設が完成

冷蔵庫の収容能力2.8倍、10tトラック60台分を保管

 大分県本部は5月17日、大分青果センター(大分市)の第2次施設整備の竣工(しゅんこう)式を開き、関係者約100人が出席しました。冷蔵庫の収容能力を2.8倍に拡張し、10tトラック約60台分の青果物の保管が可能になりました。


 同センターは、2019年に県内青果物の集出荷を効率的に行う拠点として設置し、トラック積載率の向上による輸送コストの抑制やコールドチェーンによる品質の向上に取り組んできました。

 近年の取扱量は当初計画を上回り、今後もさらなる増加が見込まれることから、施設の拡張を行いました。

 冷蔵スペースを2435平方m増床することで収容能力を増強。さらに、物流課題(2024年問題)に対応するため、出庫口を3カ所から12カ所に増やし、出庫作業やドライバーの荷待ち時間の短縮を図っています。

 今後は、船便輸送や県域を越えた共同配送などによる積載効率の向上、多様化する消費者ニーズに対応した包装加工事業、JA・全農合同の分荷・販売チームの組成による販売力の強化に取り組みます。

テープカットで完成を祝う関係者
冷蔵施設を拡張した大分青果センター

 

 

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