ニュース&トピックス
岡山県本部
2024年5月27日(vol.1072)
「全農岡山県本部ミートセンター」竣工
新拠点で岡山県畜産物の安定供給を目指す
岡山県本部は、新たな肉の加工工場「全農岡山県本部ミートセンター」を岡山市に建設し、4月17日に現地で竣工(しゅんこう)式・落成披露式を行いました。新しい加工食品製造設備を導入し、総菜・加工食品事業の拡大を目指します。
県本部では、食肉販売事業で生産から加工まで系統一貫体系を確立しており、新たな中核拠点として、同センターを建設しました。県内唯一の系統畜産加工場として機能した旧センターは築40年以上が経過し、設備が老朽化。新センターでは作業効率向上を図るほか、加工食品を自社製造できる設備を新規導入し、製造経費の削減や取扱数量の拡大、収益改善を目指します。
岡山県では「おかやま和牛肉」をはじめ、数々の地元ブランドを確立。同センターでの加工品の自社製造を通して、特徴のある県産ブランドの販売強化や、安定した生産物の集荷による生産者の手取り向上も期待できます。
岡山県本部の青江伯夫運営委員会会長は、「本センターを拠点として岡山の畜産がさらに盛んになることを期待したい」と話しました。