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栃木県本部

“全国初”の青果物集出荷センター竣工式

5JAの集荷・販売・物流を一元管理、生産者の負担軽減・所得向上へ

 栃木県本部は1月31日、複数JAが共同利用し複数品目を扱う青果物の集出荷施設としては“全国初”となる「JA全農とちぎ青果物広域集出荷センター」の竣工(しゅんこう)式を行いました。3月1日より本格稼働します。


 竣工式にはJA・行政・工事関係者ら約50人が出席し、完成を祝いました。同センターは約50,000平方メートルの敷地面積に、主にイチゴ・ナス・アスパラガスを扱うパッケージ棟と、主にトマト・梨を扱う選果棟を設置。さらにこの5品目以外の青果物も扱う集荷場も整備し、県内5つのJAが共同利用する「集出荷」「選果」「包装加工」の機能を具備した大型施設となります。

 同センターは、これまで各JAが個別に対応していた集荷・販売・物流を一元管理することで、選果・パック詰めなどの生産者の出荷労力の軽減、販売力と「産地とちぎ」ブランド力の強化、配送効率の向上、出荷資材統一によるコスト低減、施設集約による管理コスト削減、高品質な青果物の安定供給を図ります。

 同センターを「核」に、JAグループ栃木の総合力と組織力を結集し、「生産者手取りの最大化」と「生産基盤の維持・拡大」を実現していきます。

竣工式では関係者によるテープカットも行われた
センターの外観(手前:パッケージ棟 奥:選果棟)

竣工式と同日に行われた稼働式。左から国府田厚志運営委員会副会長、菊地秀俊運営委員会会長、中村昌文県本部長
菊地会長のあいさつ

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