ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
耕種資材部
東京都本部

東京都と再生りん連携協定を締結

下水に含まれる肥料資源を広域で利用促進

 全農は12月15日、国内肥料資源の積極的な活用に向けて東京都と下水再生りんの広域での肥料利用に向けた連携協定を締結しました。


 全農はこれまでも他の地方自治体と連携し、下水汚泥もしくは処理水から取り出したりん(再生りん)を国内肥料資源の一つとして、その発生地域を中心に活用してきました。

 一方、東京都は下水処理における環境負荷低減のためにりん回収実証施設の導入などに着手しており、将来的に多量の再生りんの発生が見込まれます。そこで、都内で発生する再生りんを安定調達可能な国内肥料資源の一つとして、東京都をはじめとした広域での活用を視野に同協定を締結することとしました。

 都庁で行われた締結式には、全農から野口栄代表理事理事長、東京都本部の梅沢治政副本部長らが出席し、わが国の食料安全保障や環境負荷の少ない農業の推進など、協定締結の意義を確認しました。

(左から)全農東京都本部の梅沢治政副本部長、野口栄理事長、
小池百合子東京都知事、都下水道局の佐々木健局長、都産業労働局の坂本雅彦局長

カテゴリー最新記事

ページトップへ