【Ｗｅｂ限定記事】地元紙上毛新聞主催の広告賞で大賞を受賞

生産コスト上昇を価格転嫁できず困窮する現状を訴える

　群馬県本部は新聞掲載した広告が上毛新聞社主催の広告賞で大賞を受賞し、10月25日に上毛新聞社上毛ホールで開かれた授賞式で表彰を受けました。

　県本部園芸販売課が2022年10月に上毛新聞へ掲載した広告が、優れた新聞広告を表彰する上毛新聞広告賞で大賞を受賞しました。世界情勢の影響で青果物の生産資材などが高騰する中で、群馬県特産のキャベツとキュウリの生産コストをグラフで表現。生産に必要となる資材の高騰が経費の大きな割合を占めていることを視覚的に表しました。

　生産に必要な資材や肥料など生産にかかるコストは上昇している一方で販売価格は据え置きである窮状を訴え、「少しでも多くの青果物を買っていただき生産者を応援してください」と持続可能な農業経営のための支援を呼びかけました。

　授賞式では、出席した新井豊副本部長が表彰盾を受け取り、「受賞を大変うれしく思うと同時に、多くの皆さまへ共感がつながればと感じております。これからもぜひ群馬の農産物を食べて応援いただければと思います」と受賞の喜びを語りました。