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神奈川県本部

下水再生リンの肥料利用で連携協定

横浜市・JA横浜と開発・製造・供給へ

 神奈川県本部は7月27日、横浜市、JA横浜と「下水再生リンの肥料利用促進に関する連携協定」を締結しました。


 横浜市では現在、下水汚泥からリンを回収する施設の導入を進めており、連携協定は回収したリン(再生リン)を配合した肥料の開発・製造や流通・利用促進を目的に締結されました。横浜市は再生リンの供給、県本部は再生リン配合肥料の商品化、JA横浜は再生リン配合肥料の普及・啓発をそれぞれ担います。

 今後は、2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」に向けて取り組みを進め、肥料の国産化への貢献による食料安全保障の強化や、循環型農業の構築をアピールしていく予定です。

協定書に調印した(左から)JA横浜の柳下健一代表理事組合長、横浜市の山中竹春市長、神奈川県本部の根本芳明県本部長

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