泥だらけで「田んぼの生きもの調査」

児童たちが農業と環境、生物多様性の大切さ学ぶ

　山梨県本部は7月に県峡南（きょうなん）農務事務所と協力して峡南地域の小学校4校で「田んぼの生きもの調査」を行いました。

　全農は、農業と環境の深い関わりや生物多様性保全の大切さを学ぶ活動として「田んぼの生きもの調査」を実施しています。田んぼにすむ生きものを調べ、これからの日本の農業や食と環境についての理解と関心を高めています。

　調査に参加した児童たちは、短い時間の中で泥だらけになりながら、田んぼにいるいろいろな種類の生きものを夢中になって捕まえていました。

　採取後は、各自が捕まえた生きものをバットに入れて、みんなで図鑑を使って調べ、分からないことは講師に質問するなどしました。

　調査の最後に講師は「田んぼではお米を作るだけでなく生きものも同時に育てています。お米を食べ続けることで生産者の皆さんの生活を支えましょう」と児童たちに呼びかけました。