くみあい飼料５社が来年４月に合併へ

飼料事業の機能強化へJA全農くみあい飼料を設立

　全農の飼料製造・販売子会社であるJA全農くみあい飼料ホールディングス（株）、JA全農北日本くみあい飼料（株）、JA東日本くみあい飼料（株）、JA西日本くみあい飼料（株）、およびジェイエイ北九州くみあい飼料（株）は、2024年4月1日に合併します。

　合併により、青森県から熊本県までの43都府県を営業エリアとし、配合飼料の年間供給量は450万t超となる、国内トップのメーカー「JA全農くみあい飼料（株）」として新たなスタートを切ります。

　これまでも生産者のニーズに応じた飼料の製造・販売によって、安全・安心で高品質な畜産物の生産を支援してきましたが、合併によるスケールメリットを生かして、事業運営の効率化や製造技術・営業ノウハウの共有化、畜産専門人材の育成などを行います。また、地域ごとに強化してきた飼料会社の機能をさらに高度化し、JA各組織との連携により生産者の事業支援に取り組みます。