県本部だより
千葉県
千葉県本部
2018年6月11日(vol.846)
JA・行政・関係機関と連携し 県産農畜産物の輸出を推進
マレーシア向けサツマイモで高い評価
千葉県本部は、県内JA・行政・関係機関などと連携し県産農畜産物などの輸出促進に取り組んでいます。本格化したのは平成27年度からで、平成29年度の輸出額は、約4000万円(前年比123%)となり、東南アジア市場を中心にサツマイモ・梨などの取扱量を着実に増やしています。特に、マレーシア向けサツマイモが現地での高い評価を得ており、輸出額の大半を占めています。
JA職員、生産者と現地で共に販促活動
輸出経験の浅い千葉県本部は、輸出に取り組む産地・生産者を増やすことで、効果的に事業を進める必要があります。そのため、シンガポールやマレーシアでの販促活動では、JA職員はもちろん生産者と共に参加し、現地での評価の高さを実感し、輸出を身近に感じられることに重点を置いています。生産者の所得向上と産地の活性化につなげるために、地道に継続して取り組んでいます。
産地間の連携強化し継続的に試験輸出実施
今後は販売が軌道に乗りつつある東南アジアへの販売を重点に、JA全農インターナショナル㈱をはじめとする関連機関と連携し、これまで輸出を実施してきた品目の消費拡大とともに、新たな輸出品目の開発を進めます。
また、成田市場が2020年度に輸出拠点施設として生まれ変わります。千葉県本部としても県内農畜産物の、効率的な輸出の実施へ向け、産地間の連携と試験輸出の実施に継続的に取り組みます。