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鳥取県本部

県内第1号「パイプハウス型簡易牛舎」完成

国・県の補助事業を活用、和牛生産基盤の拡大に期待

 鳥取県本部は4月6日、三朝町で「パイプハウス型簡易牛舎」の竣工(しゅんこう)式を行いました。この簡易牛舎は、県本部畜産課が実施している「繁殖牛生産基盤推進事業」に基づき、国・県の補助事業を活用して完成しました。同事業を活用した簡易牛舎の設置は県内で初めてで、和牛生産基盤の維持・拡大につなげる取り組みとなります。


 簡易牛舎は、和牛繁殖の規模拡大を行う生産者に貸し出され、初期投資の負担を軽減し、生産コストの低減による経営安定に寄与することを目的としています。生産者は5年間の計画を事前に提出し、20頭の繁殖雌牛の増頭に取り組みます。生産者・JA・全農の3者契約のもと貸与される同施設は、最終的に生産者へ譲渡される計画となっています。

 設置した簡易牛舎は、間口7.2m×長さ38mで、骨材は通常の園芸ハウス用パイプよりも太いものを使用しており、丈夫な上に切り妻屋根タイプで雪が積もりにくい構造となっています。

 県本部では、今後も和牛生産者の規模拡大の要望に応えて、生産基盤のさらなる拡大に向け引き続き取り組んでいきます。

県内第1号となるパイプハウス型簡易牛舎
県内第1号となるパイプハウス型簡易牛舎
簡易牛舎で行った竣工式
簡易牛舎で行った竣工式

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