中学校で出前授業 需要拡大へ理解促進・食育も

香港の学校給食に日本産米を供給

　全農インターナショナル香港（株）は、香港の学校給食向けに日本産米の供給を開始しました。併せて日本産米への理解促進・食育を目的として、香港内の中学校で出前授業も実施しました。

　香港では、日本産米の輸出量が年々拡大していますが、多くは外食向けに消費されています。今回新たな需要拡大を目的として、香港の小中学校30校に給食用の日本産米を供給しました。期間は2023年2月から約2カ月間で、約20tが消費されました。

　また、併せて日本産米の理解促進・食育を目的として、香港の中学校で出前授業も実施しました。JA新潟かがやきの協力のもと米が育つまでの様子の説明や、卵などの日本の食材を用いたおむすび作りに挑戦してもらいました。ハート形や星形のおむすびを作る生徒もいて、楽しく日本産米の魅力を学びました。