【Ｗｅｂ限定記事】飛騨牛が地理的表示登録

輸出振興などに生かし、さらなる発展に期待

　岐阜県本部が事務局を務める飛騨牛銘柄推進協議会は1月31日、飛騨牛の地理的表示（GI）登録を受けて農林水産省が開催した登録証授与式に、同協議会会長で岐阜県本部の山内清久会長が出席しました。

　GIは、「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」（地理的表示法）に基づき、地域で長年育まれてきた品質、社会的評価の特性を有する産品の名称を、知的財産として保護する制度。海外（英国、EU）においても名称が保護されるため、外国での模倣品対策への効果が高まっています。

　登録証授与式では、角田秀穂農林水産大臣政務官が登録証を授与しました。山内会長は「念願であった飛騨牛のGIを登録できたことは大変うれしいこと。今後、輸出振興などに大いに生かしていきたい」とさらなる飛騨牛の発展に期待を込めました。