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耕種総合対策部

Z-GIS・ザルビオの活用事例を集めたガイドブックを発行

生産者の営農管理・栽培管理をサポート

 全農は、営農管理システム「Z-GIS」と、栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー(以下、ザルビオ)」の利用促進とさらなる普及拡大を目的に「Z-GIS・ザルビオ活用ガイド2022」を作成しました。各システムのユーザーである全国6カ所の生産者やJAにインタビューを実施し、その活用状況を掲載した事例集です。


6事例を載せた活用ガイドの表紙

 「Z-GIS」は、圃場(ほじょう)の位置と情報を効率的かつ自由度高く管理することが可能な営農管理システムです。高精細な地図上にマウス操作で簡単に圃場ポリゴンが作成でき、そこにユーザーが登録したい情報をエクセル形式で入力し、ひも付けることが可能です。

 「ザルビオ」は、圃場におけるさまざまな情報を解析し、圃場管理における最適な情報を提供する栽培管理支援システムです。人工衛星画像を基に、圃場の地力むら・生育むらを確認でき、人工知能(AI)による生育や病害の予測により、施肥や防除、水管理の判断を支援します。

 農業分野では、生産者の減少や高齢化などにより、労働力不足が深刻な問題となっており、今後、スマート農業を導入した効率的な圃場管理がさらに求められる見込みです。全農では、スマート農業の普及拡大に向け、安価な料金で利用可能な「Z-GIS」と「ザルビオ」をきっかけとし、生産者にその価値を実感いただく取り組みに注力しています。

 現在、「Z-GIS」「ザルビオ」は全国的に普及が進んでおり、多くのユーザーが活用し、効果を実感いただいています。ユーザーの活用事例について、北海道から九州まで全国6カ所から収集し、下記CASEとしてガイドにまとめました。


 
CASE.1
膨大な圃場管理・オペレーターへの複雑な作業指示をZ-GISで解決!(北海道)
 
CASE.2
労働時間短縮・作業効率化・経費削減 Z-GISを駆使して経営改善!(岩手)
 
CASE.3
精密な肥料コントロールにザルビオを活用した可変施肥で収量アップ!(埼玉)
 
CASE.4
Z-GIS+ザルビオで、水稲、黒豆の効率的な圃場管理・施肥削減をめざす(兵庫)
 
CASE.5
こだわりの米作りに強力な助っ人が登場! 良食味米生産をザルビオのAI予測がお手伝い(島根)
 
CASE.6
水稲に可変施肥を導入し、施肥量を抑制 経営の未来を見据えザルビオの効果を検証!(熊本)

 それぞれのユーザー活用事例について、「Z-GIS」を2事例、「ザルビオ」を3事例、併用を1事例とりまとめ、各事例見開き2ページ、計12ページにわたり掲載しています。

 
 また、ガイドの冒頭2ページに、「Z-GIS」「ザルビオ」を導入するユーザーのスタートアップを支援するため、利用登録から圃場・作付け登録までの手順を掲載しています。さらに、「Z-GIS」については、2022年10月4日に新機能として搭載された、農林水産省が運営するeMAFF農地ナビを活用した圃場登録の方法を掲載しています。「ザルビオ」については、システムの多様な機能について、導入のしやすさに応じた各ステップに分けて紹介しています。
 
 ガイドは、「Z-GIS」のホームページ(お役立ち資料─各種資料)に掲載しています。下記からダウンロードし、閲覧が可能です。
https://z-gis.net/99/counter/download.php?download=37
 
 
活用ガイドの事例紹介ページ(CASE4)
 

 現在、「Z-GIS」「ザルビオ」の入会キャンペーンとして「はじめようスマート農業キャンペーン」を、22年12月1日から23年3月31日まで実施しています。内容は、(1)「Z-GIS」新規入会者は加入当月を含め最長4カ月間利用料無料(通常は最長2カ月無料)(2)「ザルビオ」のアクティベーションコードの購入者はJAタウンクーポン(最大4000円分)をプレゼントします。

「はじめようスマート農業キャンペーン」ちらし
 

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