ニュース&トピックス
千葉県本部
2022年11月14日(vol.1017)
ドローン防除の受託事業が108haに拡大
水稲・園芸作物で7JAと連携、前年実績の5倍に
千葉県本部は、生産現場における作業軽減と適期の病害虫防除による農産物品質の維持を目的として、ドローンによる農薬散布などの請負作業の事業化を目指し実証を行っています。
この実証では、生産者からの申し込みをZ–GISで管理し、現場立ち会いを簡略化しています。また、全国農業ドローン連合会を立ち上げたドローンプロフェッショナルサービス(株)とともに請負作業の実証に取り組んでいます。
ドローンによる散布は、無人ヘリによる水稲の空散事業では対応できない地区や散布適期が合わない圃場(ほじょう)、園芸作物を対象としています。昨年度、3JAの水稲・サツマイモの22haから今年度は新たに4JAとバレイショ・サトイモにも取り組み、計7JA・108ha(前年実績の5倍)へと拡大しました。ドローンを活用した事業構想を県内JAと連携し、進めていきます。