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福島県本部

2棟目の米穀倉庫「あだたら美米蔵」竣工

全農一貫パレチゼーションシステムを全面導入

 福島県本部は、中通り広域連合集出荷施設「あだたら美米蔵(うまいぞう)」を県央部に位置する本宮市のJAふくしま未来 安達地区本部の敷地内に建設し、9月8日に竣工(しゅんこう)式を行いました。県本部が運営する2棟目の米穀倉庫となります。


 施設は、鉄骨造り平屋建て、庫内面積3700平方m、最大9000tの米を収容できる低温倉庫です。県内には築40年以上経過した農業倉庫が多く、深刻化する収容力不足の解消と将来的に増加が見込まれる担い手からのフレキシブルコンテナによる出荷への対応を目的として整備しました。

 運用面では、入出庫・保管管理の業務をJAふくしま未来へ委託し、出来秋は同管内の集荷拠点として、年明け以降は県内各地からの集約拠点として活用します。また、物流合理化の取り組みとして全農一貫パレチゼーションシステムを全面導入します。

 竣工式には、施工業者である(株)会津土建の菅家洋一代表取締役、農業団体からは福島県本部の管野啓二運営委員会会長、数又清市副会長、全農の山田浩幹常務ら関係者52人が出席しました。管野会長はあいさつで「全農は、JAとの連携をより一層強化して米集荷量の確保と保管費用の削減に努め、生産者手取り向上に貢献していく」と意気込みを語りました。

福島県本宮市に完成した「あだたら美米蔵」
竣工式でのテープカット

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