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畜産生産部

西豪州CBH農協会長・CEOが訪日

国際農協間取引を通じた相互連携関係を確認

 オーストラリア最大の穀物取扱量を誇るCBH農協(西オーストラリア)のサイモン・ステッド会長とベン・マクマナラCEOが9月13日、JAビルを来訪されました。CBH農協は100周年、全農は50周年の節目を迎えたことを互いに祝いました。


 世界的な人口増加を背景に飼料原料の需要が増加傾向に推移する中、輸入国間の購買競争は激しさを増す状況となっており、飼料原料の安定確保のための調達先との連携強化は今後さらに重要となっていくことが想定されます。

 CBH農協はオーストラリアの穀物主要産地である西オーストラリアで100基を超える集荷施設と4基の輸出施設を運営しており、西オーストラリア産穀物の輸出シェアは圧倒的首位となっています。CBH農協と全農は50年を超える長年の取引実績がありますが、近年では特に肉牛用飼料の製造に欠かせない飼料用大麦について、全農グループの主要調達先となっています。

 お互いに節目の年を迎えたことにあたり、全農からは菅野幸雄会長が代表し、CBH会長と記念品の交換を行いました。また、双方における最近の事業環境や将来的な事業戦略について協議し、今後はさらに連携を深めながら、相互の農協組織発展を目指していくことを確認しました。

左からベン・マクマナラ氏(CBH農協CEO)、菅野幸雄会長、サイモン・ステッド氏(CBH農協会長)、野口栄理事長
サイモン会長と握手する菅野会長

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