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山形県本部

JA山形市が「山形セルリー」でGI認証取得

山形県本部と「農業みらい基地創生プロジェクト」

生産振興・地域農業活性化が実結ぶ

 JA山形市は、山形県本部とともに「山形セルリー」の生産振興を図るため、農業みらい基地創生プロジェクトを2014年8月に立ち上げました。このプロジェクトは、ハウス団地化のモデル拠点として、生産振興と地域農業の活性化を図ることを目的として実施してきました。その中でJA山形市は、農水省が定めた地理的表示保護制度(GI)に「山形セルリー」を申請し、4月9日付で登録されました。


礒崎農水副大臣(中)と「山形セルリー」でGI登録を受けたJA山形市の左から伊藤理人経済部長、佐藤安裕常務理事、大山代表理事組合長、鈴木公俊農業振興課長

 これまでにJA山形市は、新規就農者の育成や休耕地などを借り受け、県や市の補助を活用してセルリーハウス団地の形成を行ってきました。2017年度までに栽培ハウスを51棟まで整備し、ICT(情報通信技術)を活用した農業の見える化や農業機械の整備を実施。2017年度の出荷額は7800万円と、プロジェクト前に比べ3800万円増の結果となりました。2018年度は栽培ハウスの16棟増設を計画する他、山形県本部と連携して生協や量販店などへの販売拡大も図っていきます。

山形県内では 4件目のGI取得

 山形県では「米沢牛」「東根さくらんぼ」、県産清酒「山形」に引き続き4件目のGI取得となります。

礒崎陽輔農水副大臣(左)からGI登録証を受ける大山敏弘組合長
GI登録を機に一層の生産拡大が期待される「山形セルリー」
全農の神出元一理事長(右)にGI登録を報告する大山組合長(奥)と佐藤常務

 

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