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宮城県本部

宮城県内のトマト生産者3法人 グローバルGAP団体認証を取得

宮城県本部が団体事務局となり支援

 宮城県内のトマト生産者3法人は、全農宮城県本部を団体事務局としたグローバルGAPの団体認証を取得しました。


 JAグループはGAPの取り組み方針を平成29年5月に決定し、そのなかで第三者認証を必要とするGAPの団体認証取得を目指す産地に対しては、JA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫で取り組む「JAグループGAP第三者認証取得支援事業」により、現地アドバイスを行い、GAP認証取得に向けて支援を実施しています。  

JA異なる法人が参加 県本部が団体事務局に

 JAグループの方針のもと宮城県内では、GAPの第三者認証取得を目指す取り組みで、JAの異なる法人が参加することとなったため、宮城県本部が団体事務局となり取り組みを開始しました。

 昨年8月から、グローバルGAPの団体認証取得を目標として取り組みが始まりました。グローバルGAPは、欧州を中心に世界80カ国以上で実践されているGAPの世界標準であり、70カ国400社以上の小売業・食品メーカーなどで構成されるGFSI(The Global Food Safety Initiative)で承認されている規格の一つです。

 その後、内部検査、審査を経て、今年3月19日にグローバルGAPの団体認証を取得することができました。これは、「JAグループGAP第三者認証取得支援事業」による初めてのGAP認証取得の事例です。

3法人に続き県内の他生産者に拡大も

 今回認証を受けたのは、宮城県内でトマトを生産する、(有)サンフレッシュ松島・マキシマファーム(株)・(株)やまもとファームみらい野の3法人です。

 この認証は、宮城県本部が団体事務局となり団体認証を取得したため、今後、県内の他のトマト生産者が加わることが可能です。このことにより、「選ばれる産地」としてより多くの農産物を提供できるように今後の展開が期待されます。

グローバルGAPの認証書
今回グローバルGAP認証を受けた農場で生産されたトマト

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