いわでやま地区が広域物流事業へ新規参画

広域物流参画地域の拡大で生産資材の効率輸送

　宮城県本部は物流コストの低減などを目的として、生産資材の広域物流事業に取り組んできました。今回いわでやま地区への広域物流地区の拡大を記念し、出発式を開催しました。

　コロナ禍による経済低迷、ウクライナ侵攻による急激な資材価格高騰をはじめ、農業を取り巻く環境は厳しく、物流についてもコスト削減が喫緊の課題です。

　現在県内に3カ所ある拠点のうち、北部資材流通センターでは2005年にJA古川、09年に旧JA栗っこ（現・JA新みやぎ）が参画しており、いわでやま地区は3番目の参画となります。参画地域の拡大により、全農在庫による在庫リスクの軽減や統一経済管理システムとの連動による事務処理の大幅削減だけでなく、物流会社への配送業務委託により効率的配送が行われることにより、生産資材の安定供給が図れます。