ニュース&トピックス
耕種資材部
2022年7月11日(vol.1004)
乗富副会長が官民ミッション団に参加
カナダへ資源外交、塩化カリの安定確保を要請
日本政府と民間企業による官民合同ミッション団が6月20日からカナダを訪問し、本会からは民間代表として乗富幸雄副会長が参加しました。
外交団は、21日に連邦政府と官民意見交換会を行いました。22日には肥料原料のカリ資源を持つサスカチュワン州政府を訪問し、閣議室でモウ首相、ハリソン貿易輸出開発大臣と会談し、日本へのカリの安定供給を要請しました。マリット農業大臣、エネルギー天然資源省の高官とも会談し、カリ増産計画などの意見交換を行いました。
翌日には、塩化カリを輸出するカンポテックス社、世界最大のカリ採掘会社であるニュートリエン社と会談し、日本への必要量の輸出を直接要請しました。両社からは、50年以上にわたる良好な取引から本会は信頼できるパートナーであり、優先的に必要量を供給する旨の回答がありました。
今回の資源外交により、カナダとの関係強化とカリの安定確保を図ることができました。引き続き、本会は肥料原料の安定確保に努めます。