「全国労働力支援協議会」設立

農業関係人口の増加目指し「91農業」スタート

　全農は3月4日、全国に設置したブロック別労働力支援協議会での協議を踏まえ、「全国労働力支援協議会」を設立しました。農業関係人口増に向けて「91農業」をキャッチコピーとしたPR活動をスタートします。

　この協議会は地方創生（地域活性化）に向けた、農業労働力支援による農村部への人口流動、次世代の担い手確保の全国的な検討・実践を進めることを目的に設立されました。

　設立総会には、協議会のメンバーである全国6ブロック（北海道・東北・関東甲信越・北陸東海近畿・中国四国・九州）の労働力支援協議会会長、全中、全共連、農林中金、全農の他、パートナー企業、オブザーバーとして内閣官房、農林水産省、厚生労働省など協力機関が参加しました。主な活動内容として、（1）農業への多様な人材の活用促進（2）農業以外の他産業との連携促進（3）後継者誘導しやすい環境づくりの促進—を目指し、課題の共有と解決に向け取り組みを進めます。

　さらに、他産業・一般の方々に向けて、（1）農業へのハードルを下げて農業参加を訴求すること（2）パートナー企業連携による農作業請負の取り組みを広く周知すること—などを目的に、「あなたのライフスタイルに農的生活を1割取り入れませんか？」をコンセプトに「91農業」をキャッチコピーとしてロゴマークを作成し、PR活動を開始します。