JAズームイン
新潟県
JAひすい
2022年1月31日(vol.987)
おいしく地産地消 「越の丸茄子」の魅力再発見
JAひすいは新潟県の最西端に位置し、特産品の一つである「越の丸茄子」の生産・消費拡大に取り組んでいます。越の丸茄子は直径が9センチほどあり、色つやがよく、締まった肉質と強い甘味が特徴のブランド野菜です。栽培開始から40年の歴史を持ち、主な出荷先の豊洲市場では高品質かつ良食味であることから高い評価を受け、高級料亭でも取り扱われています。
イベント通じ、越の丸茄子の魅力伝える
生産組織「JAひすい丸なす部会」は越の丸茄子の知名度向上を図るため、「まるっとNasutival(ナスティバル)」と題し、さまざまなイベントを開催しています。
第1回は2021年7月に糸魚川市駅北広場キターレで開催し、越の丸茄子を実際に味わうことでその魅力を感じてもらおうと、飲食店2店舗および料理講師とコラボしたイベント限定メニューを提供しました。同会が提供した「レモンなすカッシュ」は、ナスの色素を生かした、色鮮やかですっきりとした飲み口のドリンクです。シロップ漬けにしたナスの果肉がフルーツのように感じられ、特有の食感も楽しめると来場者から好評を博しました。また、栽培の歴史やレシピなどを掲載したリーフレットを作成し、産地の情報発信ツールとして活用しています。
第2回は同年10月に糸魚川市農林水産業振興協議会主催の下、料理教室を開催しました。女性農業者2人が講師を務め、越の丸茄子の他、新米やエダマメ、イノシシ肉など糸魚川産の食材をふんだんに使い、計5品を調理しました。食材の扱い方や調理のこつを参加者同士で教え合う姿も見られ、交流が生まれるきっかけや、地産地消の意識の醸成につながりました。
JAひすい(新潟県)
概要 | 令和3年2月28日現在 |
---|---|
正組合員数 | 2719人 |
准組合員数 | 9084人 |
職員数 | 202人 |
販売品取扱高 | 10億1千万円 |
購買品取扱高 | 14億7千万円 |
貯金残高 | 876億1千万円 |
長期共済保有高 | 2156億7千万円 |
主な農産物 | 越の丸茄子(ナス)、越後姫(イチゴ)、メロン、コシヒカリ(米)、新之助(米) |