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酪農部

第39回全農酪農経営体験発表会を開催

6戸の酪農家が発表

 酪農部は11月26日、「第39回全農酪農経営体験発表会」を開催しました。


 この発表会は酪農家の経営安定と発展に寄与することを目的に、全国の優れた酪農経営や技術などを酪農家自身の体験をもとに発表してもらうものです。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、東京・大手町の日経ホールとウェブ会議システムを併用して開催しました。

 当日は6戸の酪農家が発表。最優秀賞には高い技術と収益水準に加え、農地集積などによる循環型酪農を目指し、消臭対策など都市近郊酪農のモデルになり得る経営であることが評価された埼玉県の松本陽一さん・聡美さんが選ばれました。また、OPUIVF用施設(生体卵胞卵子吸引・体外受精用施設)を地域の酪農家に開放するという新しい技術普及や支援の在り方を提示した岩手県の清水繁勝さん・文子さんが「先進技術普及地域貢献賞」、カウコンフォートや従業員の労働環境改善の取り組みが評価された福岡県の藤野和有基さんが「人とウシにやさしい経営者賞」を受賞しました。

前列左3番目から松本陽一さん(埼玉)、鈴木昇さん・ともえさん(茨城)、モニターは左上:萱森健太さん(福井)、右上:清水繁勝さん・文子さん(岩手)、左下:高橋彩希さん・悠さん(高知)、右下:藤野和有基さん(福岡)

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