JAズームイン

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群馬県
JA北群渋川

白小豆生産とレンタル農機具で農業者をサポート

 JA北群渋川は1994(平成6)年3月1日、北群馬渋川地区(旧渋川市、伊香保町、小野上村、子持村、榛東村、吉岡町)の7JAが合併し発足しました。農業者の所得増大と高齢農家の営農持続などの取り組みとして、「白小豆」の生産と農機具のレンタルを行っています。

(株)虎屋と白小豆の契約栽培に取り組む

 JA北群渋川では、和菓子で有名な(株)虎屋が使用している白小豆「福とら白」の契約栽培を令和2年度から開始しました。生産者に向け栽培講習会を開催し、積極的に取り組んでもらえるよう、農作業の軽減や作業効率向上のためのレンタル農機具をそろえています。令和3年度は栽培者20人、栽培面積1000aを目指します。

(株)虎屋と管内農家が契約、昨年に比べて3倍の耕作面積(北群馬郡吉岡町大久保にて)
収穫したばかりの白小豆

 

農機具のレンタルを開始

 管内では生産農家の高齢化が進み、今までのように営農を維持することが困難となっています。また新規就農者にとっては、農機具購入の資金が負担となっています。そこで機械化を進めることにより、農作業の省力化と作業効率向上、規模拡大により、栽培面積増加と高齢者の営農持続をサポートするため、2019年10月より農機具のレンタルを開始しました。この取り組みはJA共済連の地域・農業活性化積立金を活用しており、JAグループ一丸となって、農家・組合員をサポートしています。

 現在では播種(はしゅ)機、収穫機、脱穀機など11種類の農機具を取りそろえています。農家の方々に営農を持続してもらい、栽培面積増加や出荷量増加のために活用していただきたいです。

レンタル農機具を使用している生産者
さまざまな種類がある農機具のレンタル
JA北群渋川(群馬県)
概要 令和3年2月28日現在
正組合員数 3700人
准組合員数 5463人
職員数 136人
販売品取扱高 30億9千万円
購買品取扱高 18億1千万円
貯金残高 843億4千万円
長期共済保有高 2150億8千万円
主な農畜産物 チンゲンサイ、ネギ、 ブロッコリー、コンニャク、イチゴ、 ブドウ、リンゴ、豚、牛

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