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神奈川県本部

【Web限定記事】「やまゆりポーク」生産者が小学校で食育活動を実施

養豚への理解深める

 神奈川県本部が事務局を務める「やまゆりポーク生産者協議会」は10月19日、藤沢市立天神小学校の5年生71人に、「やまゆりポーク」に関する食育授業を実施しました。


 同協議会による取り組みは2010年から毎年続けており、子どもたちにかながわブランド登録品である「やまゆりポーク」と養豚への理解を深めてもらうことが目的です。

 授業では生産者である同協議会の和田健さんをはじめ、県畜産技術センターや神奈川県本部の職員らが講師を務め、畜産の基礎的な知識や「やまゆりポーク」のこだわりの飼育法などを伝えました。質問の時間には、「子どもを産み終えた親豚はどうなるの?」「豚は寝ている間に夢を見るの?」など率直な疑問がありました。また、同協議会は「やまゆりポーク」のモモスライス約30kgを寄贈。豚丼として給食の時間に子どもたちに振る舞われました。

 都市化の進展とともに家畜を目にする機会が減り、子どもたちにとっては、日頃口にしている肉がどこからやってくるのかイメージしにくい環境にあります。和田さんは、「生き物の命をいただくことは生きるために必要なこと。そのことを学んでくれれば生産者として嬉しい」と授業を締めくくりました。

子どもたちに「やまゆりポーク」を寄贈
クイズ形式で行われた授業

 
寄贈した「やまゆりポーク」は給食の豚丼に
実物大ポスターで豚の大きさを実感する子どもたち

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