JAズームイン

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埼玉県
JA越谷市

人と自然の未来を育む くらし作りを目指して

 JA越谷市は埼玉県の南東部に位置しており、東京都心まで25km圏内の都市型JAです。管内には四つの川が流れ、古くから稲作を中心に農業が営まれています。

 2008年に〝あなたの隣が産地です〟をキャッチフレーズに、地産地消の推進拠点となる農産物直売所「グリーン・マルシェ」を開店し、販売拡大を進めています。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、JAふれあい祭り、産業フェスティバルなどのイベントの中止が相次ぐ中、「グリーン・マルシェ」では農協観光と協力し、旅行気分が味わえる北海道フェア、沖縄フェアを行いました。

農産物直売所「グリーン・マルシェ」
 

 生産者とこども食堂の懸け橋

 2019年から地域貢献活動として、「グリーン・マルシェ」出荷者へこども食堂への支援を呼び掛けています。規格外の農産物を子どもたちへ届けることで食材ロスを減らし、「もったいない」を「ありがとう」に変えていこうという懸け橋の役割を行っています。心のこもった新鮮な野菜を食べた子どもたちからのお礼の手紙の中には、苦手な野菜を克服できたとのうれしい声もあり、食材を提供する生産者の励みとなっています。

 また、同JAでは、越谷子育て応援フードパントリーへ「越谷ふるさと米」を毎年300kgを寄贈し、地域貢献を続けています。農業所得の増大と地域の活性化を目指して作られた「越谷ふるさと米」は、農薬の使用を抑え、あぜなどに除草剤を使わない、環境に配慮したこだわりの米です。

こども食堂へ食材を提供
フードパントリーへ「越谷ふるさと米」300kg贈呈

 

合格祈願米で受験生を応援

 受験シーズン前には、縁起物として合格祈願米を販売しています。自然と体にやさしい合格祈願米を食べて受験を乗り切れるよう、地元の寺院で環境保全米「越谷ふるさと米」に祈願を行っています。食を通して受験生を応援するとともに「越谷ふるさと米」のPRを行い、販売拡大につなげています。

「越谷ふるさと米」で受験生を応援
 
JA越谷市(埼玉県)
概要 令和3年3月31日現在
正組合員数 3255人
准組合員数 5133人
職員数 94人
販売品取扱高 6億7千万円
購買品取扱高 7億8千万円
貯金残高 1043億0千万円
長期共済保有高 1996億1千万円
主な農産物 米、イチゴ、ネギ、クワイ、小松菜

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