「いわて純情米」中国へ初輸出　記念セレモニー開催

中国・大連日本人学校に岩手県産ひとめぼれを贈呈

　岩手県本部は11月2日、「いわて純情米」が中国に初めて輸出されたことを記念し、「いわて農林水産物国際流通促進協議会」が中国・大連市の日本人学校で開催したセレモニーにリモート出席しました。

　セレモニーでは岩手県大連経済事務所の禹瑾（ユウジン）所長が、日本人学校の平良校長に県産ひとめぼれ2kgを手渡しました。日本側から髙橋司県本部長（同協議会副会長）と共にリモート出席した佐藤隆浩会長は「巨大な人口を抱える中国への輸出の実現は大変喜ばしい。児童の皆さまにも、岩手のお米を食べていただき、おいしさを広く発信してほしい」とあいさつしました。

　「いわて純情米」の中国輸出は9月から始まり、10月末までに計8トン、12月上旬にはさらに4トンを輸出する計画です。米の国内消費が落ち込む中、巨大市場での販路拡大が期待されます。