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福島県
JAふくしま未来

若手職員らが農畜産物PRチームを結成 農産物の魅力やレシピを動画で紹介

 JAふくしま未来は2016年3月1日にJA新ふくしま、JA伊達みらい、JAみちのく安達、JAそうまの4JAが合併し誕生しました。福島県北地域と相馬地方を管轄する広域JAで、管内面積は福島県の19%を占めています。

 県北地域は気候特性を生かした果樹栽培が盛んです。桃、リンゴ、梨など全国有数の産地で、桑折町は「献上桃の郷」として知られています。相馬地域は太平洋と阿武隈高地に囲まれた温暖な気候で、平坦部では水稲、山間部では畜産が盛んです。管内全域で果物、野菜、水稲、畜産がバランスよく生産されています。

各イベントで活用するメンバーの顔と名前入りののぼり
 

若手職員が地域農産物の魅力をSNSで発信

 JAふくしま未来は20年11月、若手職員たちによる農畜産物PRチーム「JFAP(ジェイファップ)」を結成しました。

 メンバーは、管内の福島・伊達・安達・そうまの各地区から選抜された平均年齢26歳の職員12人で、営農指導員から金融共済の窓口を務める職員まで担当部署はさまざま。生産者と消費者の架け橋となって農畜産物をPRする事を目的に結成されました。

 主に販売促進活動や農産物の贈呈式などで活躍しますが、このチームが特に注力する取り組みは、動画投稿サイトYouTube上で同JAが運営する「みらいろチャンネル」でのPR活動です。毎月1回、メンバーが旬を迎える農産物の圃(ほ)場を訪ね、農産物の魅力や生産者のこだわりを伝える動画や、その農産物を使った料理レシピを紹介する動画などを配信していて、若手が頑張る姿は視聴者から好評を得ています。

 「みらいろチャンネル」では、JA女性部員が伝統料理を紹介する「かぁちゃん直伝女性部レシピ」シリーズや、管内の景色を小型無人飛行機(ドローン)で撮影した「ドローンで見る故郷の風景」シリーズを随時更新し、インターネット交流サイト(SNS)を活用した管内の風土や歴史、地域の魅力を伝える「新しい発信」に力を入れていきます。

桃をPRするJ-FAPのメンバー
旬の梨を使ったレシピを紹介
圃場で農産物の魅力を伝えるメンバー
桃を使ったスイーツ紹介の撮影風景

 

「みらいろチャンネル」はこちら

https://www.youtube.com/channel/UCXDOZLbewxz7Zcc4IOpPjoA

 
 
 
JAふくしま未来 (福島県)
概要 令和3年2月末現在
正組合員数 4万5804人
准組合員数 4万8412人
職員数 1220人
販売品販売高 287億1千万円
購買品取扱高 96億8千万円
貯金残高 7348億5千万円
長期共済保有高 2兆4687億7千万円
主な農畜産物 桃、キュウリ、あんぽ柿、梨、リンゴ、水稲

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