JAズームイン
滋賀県
JAレーク滋賀
2021年10月11日(vol.976)
地域農業の維持発展と 地場産米のおいしさを伝えたい
JAレーク滋賀は、2021年4月1日に滋賀県内の8JAが合併して発足しました。県の中でも大きな消費地を有するとともに、琵琶湖という豊富な水資源とその温和な気候が稲作に適していることから、近江米の産地として農業が盛んに行われています。
広域な管内は多種多様な農業生産基盤を併せ持つことから、地域間連携による農産物の生産拡大・販売力の強化に取り組むため、戦略的な事業展開を企画する営農経済戦略部を設置しています。
農業用ドローン活用の先進地
大津地区を中心に、ドローン(小型無人飛行機)の農業への通年の有効活用を先進的に研究しており、生産者の作業の省力化に取り組んでいます。今年8月からは、大津北営農経済センターの提案で担い手と連携した「Lake Sky Otsu」チームを結成しました。
高齢化や後継者不足などの課題を抱える中、持続可能な農業を支えるためには、JAと担い手が連携して地域農業の発展に取り組んでいくことが大変重要となり、ドローンによる農作業受委託で担い手の所得向上、経営安定につなげるための取り組みを進めています。
県内初のおにぎりドライブスルー「田舎の元気や おにぎり亭」
栗東地区の「田舎の元気や おにぎり亭」は、栗東産米コシヒカリを使った握りたてのおにぎりを県内では初となるドライブスルー方式で販売しています。
おにぎり亭の職員が考案・開発した期間限定メニューやお客さまの声を取り入れた具材2種入りの平日早朝限定メニュー、から揚げとコロッケがセットになった数量限定の「からコロ」など、具材に工夫を凝らして多彩なメニューを提供し、メニュー開発を常に図って、飽きないメニューと新しさを提供しています。
JAレーク滋賀(滋賀県)
概要 | 令和3年4月1日現在 |
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正組合員数 | 1万8867人 |
准組合員数 | 4万0066人 |
職員数 | 1028人 |
販売品販売高 | 86億3千万円 |
購買品取扱高 | 49億4千万円 |
貯金残高 | 6117億7千万円 |
長期共済保有高 | 1兆1916億3千万円 |
主な農畜産物 | 米、メロン |