「第８回ＪＡ葬祭事業経営者セミナー」を開催

コロナ禍で大きく変化した事業環境に対応

　くらし支援事業部は9月17日、農協流通研究所とオンラインでJA葬祭事業経営者セミナーを開催しました。全国から約70人が参加しました。

　コロナ禍により、式の簡略化・小規模化が進んだ結果、葬儀施行単価は大幅に下落し、葬祭事業者に大きな影響を及ぼしています。

　こうした環境変化への対応に向け、経営職層を対象に、（１）JA子会社におけるコロナ禍対策と高シェア確保の取り組み、（２）商系専業事業者における小規模葬対応と人生100年時代のお客さまとの関わり方、（３）有識者による感染症対策とご遺族へのグリーフサポートの3講演を行いました。

　全農と農流研による葬祭講習会は、コロナ禍により、従来の集合形式からオンラインにシフトしました。受講者の皆さまからは「移動時間がかからない」「実技も理解することができた」などの評価をいただいていることを踏まえ、今後も状況に応じてオンラインと集合形式を併用して開催していきます。

　初級講習会に加え、事前相談や司会などの課題別講習会の開催、資格取得に向けた講習会も開催しています。またJAの要請に沿った講師派遣も行っています。