商品紹介

商品紹介
営業開発部

「岩手県産山葡萄サワー」を7月28日に新発売

酸味と渋味が強く、一般流通には向かない「山ぶどう」を商品化

 全農は、岩手県産「山葡萄(ぶどう)」の果汁を10%使用した「岩手県産山葡萄サワー」を7月28日より発売します。アルコール度数を4%とし、酸味と甘味が調和した爽やかな味わいに仕上げました。リキャップボトルを採用することで飲み口が広く、より芳醇な香りを感じやすい商品としました。


 原料に使用している「山ぶどう」(正式には日本山ぶどう)は、古くは「古事記」にもその名が記された由緒あるぶどうで、日本の風土が生んだ日本生まれの品種です。一般的なぶどう品種に比べ1粒が8ミリ程度ととても小さいのが特徴ですが、一方で種は大きく、一粒からほんのわずかな果汁しか採ることができません。また、通常のぶどうは実がなるまでに2年かかるのに対し、山ぶどうは6年もかかることに加え、樹には雄雌があるため、実らせるのにも苦労します。

 そんな希少価値の高い岩手県産山ぶどうの果汁を3年間真空熟成させ、えぐみ・雑味の元となる酒石酸を自然に沈殿させて上澄みだけを採取したジュース「山のきぶどう」を使用することで、ジューシーさと爽やかさがあふれる味わいを表現しました。

 また、「山ぶどう」は東日本大震災の影響で東北地域の販売先などへの出荷が減少しており、サワーとして商品化することで、生産者の所得確保を目指しています。

 東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)で先行発売したのちに、茨城・栃木・群馬・新潟・北陸および東京の一部エリアのセブン‐イレブン約4800店で販売予定です。また、セブン&アイグループのイトーヨーカドー(首都圏)、ヨークベニマル、ヨークマート、シェルガーデン、ダイイチ、天満屋での販売も予定しています。

※店舗により、取り扱いのない場合があります。

カテゴリー最新記事

ページトップへ