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岡山県本部

里海米「雄町」使用の海中熟成酒水揚げ

日本酒の消費喚起目指す

 岡山県本部と三冠酒造有限会社は5月18日、倉敷市下津井で、「瀬戸内かきがらアグリ推進協議会」が取り組む、里海米「雄町」を使用した海中熟成酒の水揚げを行いました。水揚げした海中熟成酒は、岡山小売酒販協同組合を通じて、県内の酒販店での販売を予定しています。


 ワカメ漁業を営む「末吉丸」の協力で、今年の2月に720ml瓶60本を水深10〜15mの海中に沈めました。海中で熟成させることで、波の揺れなどの微弱振動の影響により、アルコールが水の分子の隙間に入り込み、地上での通常熟成に比べて、約10倍の速さで熟成が進むと言われています。

 当日は波の揺れなどで瓶が割れることなく、全て無事に水揚げに成功しました。岡山県本部は、この取り組みが少しでも日本酒の消費喚起につながることを期待しています。

末吉丸の協力で水揚げされた海中熟成酒
 
水揚げ直後の瓶

 

瀬戸内かきがらアグリHPはこちら

 http://satoumi.jp/

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