うぃずOne研究会に導入生産者など100人参加

収穫増加、栽培機器メンテナンスなどで活発に意見交換

　全農は3月2日、東京・大手町のJAビルで全農式トロ箱養液栽培システム＝うぃずOne＝の研究会を開き、導入生産者やJAなど約100人が出席しました。

　うぃずOneは平成25年度の導入開始、この5年間で面積・導入戸数ともおおむね15倍程度に増加し、東北地方の水稲主産地を中心に合計135戸、約10㌶で導入されています。

　研究会では、多収に向けた栽培のポイントや効果的な防除の解説、さらに県域研究会開催で全体の収量増を図っている優良事例の報告がありました。最後の総合討議でも収穫増加のために何をすべきか、さらに栽培機器の効果的なメンテナンスなど活発に意見交換が行われ、有意義な研究会となりました。

　全農では、今後も農家の所得増大に向けて、さらにうぃずOneの普及拡大を促進していきたいと考えています。